グロータックGT Roller Flex3で20分走

今日は雨だし外は走れないからどうしようと思っていたら、こんなものが届いているじゃないか。急いで組み立てて、即ローラー。いわゆる新機材投入によってツライ練習も楽しくなってしまう、自転車乗りにありがちな現象。

でも、一つ分かったことが、新機材投入して練習が楽しくなるのは、新機材がローラーの場合は最初の数分だけだということ。万国共通、どのメーカーでも共通、やっぱりローラーは殺人兵器。

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まず跨ろうとするとバイクがグラグラして怖い。無事に跨って漕ぎ始めるとローラーなのにグラグラする感じがやっぱり怖くて変速するのがやっと、力を抜くと安定しない気がして、力を抜けず、結果このまま必死に20分走。本当は流しでグロータックGT Roller Flex3の漕ぎ心地を確認するだけのつもりだったのに…。

慣れてきて冷静になると分かること。

・とにかく静か。今まで使っていたのはミノウラV270だけど、これも静かだと評判なモデルだが、桁違いに静か。騒音は既にチェーンと変速と、僕の呼吸音のみ。

・最初は恐々漕いでいたが、多分設計的に落車、後輪が脱輪することはあり得ないんじゃないかな。これならガッツリもがくことも出来そう。

・自分が真っ直ぐ自転車に乗って、真っ直ぐ漕げているときは負荷も安定しているし、フロントフォークにも何も力が掛かっていないのが分かる。でも、身体が斜めになったりすると、フロントフォークに負荷がかかって、それに支えられていることがバイク越しに伝わってくる。それに負荷が若干だけど重くなる。これはおそらくローラーとタイヤの当たり方が変わるから負荷が変わるんじゃないかな。

バイク越しに自分が真っ直ぐ乗って、真っ直ぐ漕げているかが伝わってくるので、ダメな漕ぎ方になると直ぐに気づいて直すことが出来る。これは固定にはない、明らかなグロータックGT Roller Flex3のメリット。そして、真っ直ぐ乗れているときは固定ではなく、三本ローラーの漕ぎ心地。

・短い時間だがローラーから下りると内転筋と背筋に疲労を感じる。今まで固定ローラーばかりやっていて、たまに実走するとここにハリを感じていた部分なので、固定と違ってしっかり背筋なども使えているのだろう。

 

40分全てインナーのバロックギアで。

ローラー40分 560kj TSS48 / 20分走273w

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